遠くに明石大橋を見て、芦屋浜沖で、大きく旋回した
飛行機は中部地方に向けて飛びます。
15分くらいとんだ頃でしょうか。
眼下に突然見えたのは、真っ白に輝く山々・・・
これが白山連峰です。それまで注意して外を見ていなかったので思わず
身を乗り出してみましたら、とても大きい湖。
これが御母衣湖というのは、あとでグーグルアースで調べて知ったのです。
庄川の上流をせき止めて建設されたダムによってできた巨大な人造湖
御母衣湖。
この湖底に沈んでしまうことになる見事な枝振りの庄川桜を
当時桜博士と呼ばれた笹部新太郎さんが移植したのはあまりにも
有名である。この笹部新太郎さんの家が神戸の岡本にあり、庄川桜も
植えられていた。
その邸宅跡地が神戸市に買い上げられ桜守公園となり笹部桜といわれる
この庄川桜が植えられ季節が訪れると市民を楽しませてくれる。
そんな物語のある御母衣湖を空から見ることができた。
素敵な旅の始めの1ページを印象深くしてくれた。
このあと、
飛行機はどんどん高度とスピードをあげ、日本海を一飛び
シベリアの空を飛んで行きました。